Gマークブログ#48「画像から動画へ」
ごぶさたしております。Gマークスタッフ唯一の関西人HST38です さて、前回#45では弊社フルカラーLED表示機の底力ということで、字幕表示だけでなく、休憩中のアナウンスも画像を使って分かりやすく表示できることをご紹介しました。 今回はさらにもう一歩、LED表示機をなんと演出に取り入れてしまう使い方をご紹介します。 それがこれ。 暗闇に突如現れたUFO。(アダムスキー型だ) UFOは怪しく点滅を繰り返しながら、銀河系へと消えてゆきます。 SF映画のワンシーンのようですが、実はこれ、人形浄瑠璃のオープニングなんです。 大阪は能勢町にある鹿角座さんのオリジナル演目、『閃光はなび』。 宇宙人が主人公という大変珍しく楽しい演目なんですが、弊社のLEDに興味を持ってくださった館長さんがオープニング演出に取り入れてくださいました。 照明が点くとこんな感じ↓です。舞台正面の上部に横吊りでLEDをセットしているんですね。 ★ このUFOのフル動画は、GマークHPのLED紹介のページで公開しています ★ どうやってUFOが動いているように見せているのか種明かしをすると、原理は簡単。 皆さんも学習ノートの隅っこに書いたことがある、パラパラ漫画です。 UFOが色んな角度で飛んでいる画像を何個も準備します。 次第に遠ざかるように初めは大きく、次第に小さくなるように画像を並べると奥行が出ます。 宇宙空間で怪しく発光するように、現れるとき、消えるときにあえてゆっくりめの秒数を打ち込み、 蛍がふわふわ飛んでいるようなイメージで画像をひとつひとつ送り出してゆきます。 そうするとまるで動画のような効果が表れます。 この演目では三味線の前奏の間に映像のUFOが去って行かないと、本物の小道具のUFOが出てきてしまうので、表示秒数とタイミングにかなり神経を使いました。 初めてのことづくしでしたので相当緊張しましたが、結果、皆さんに喜んでいただき、弊社も演出の一部としてのLEDのご利用を、自信を持ってお勧めすることができるようになりました。 LEDを使った演出のご提案例として・・・ 〇背景の大道具に切り込みを入れLEDをはめこむ。ネオンサインのような使い方もできます。 〇演芸ホールの『めくり』のような使い方。