Gマークブログ#30 「気軽に文楽」
文楽字幕歴14年目、関西支社のHST38です。 国立文楽劇場と国立小劇場での本興行と春と秋の地方公演に加え、いわゆる一日限りの単発公演でもたびたびお声をかけていただくG-marcですが、昨年からまたひとつ新たな字幕のお仕事が増えました。 その名も、『文楽、始めよう!!』 「そうだ、京都行こう。」・・・ではありませんが、「難しい」「敷居が高い」と思われがちな文楽に気軽に接していただき、大阪が育んだ文化をグッと身近に感じていただこうというイベントです。 劇場で文楽を観ると4時間ぐらいかかりますが、『文楽、始めよう!!』は、太夫、三味線、人形による「三業」の解説と、弁慶と牛若丸の出会いの場を描いた『五条橋』の公演(約15分)がセットで90分。 あっという間に時間が過ぎてしまいます。 何よりもうれしいのがこの公演、FAXでの事前申込制(抽選)で無料なのです。 次回公演は2月23日(土) 本町ガーデンシティ1階オフィスロビー特設ステージです。 舞台と客席の距離がかなり近いので、太夫の声の大きさや、太棹三味線のどっしりした音色、そして人形の迫力に圧倒されること間違いなし。 応募のFAX用紙は文楽協会HPの新着ニュースの『文楽、始めよう』のトピックからダウンロードできます。 ※ただし、締め切り間近(1月25日)ですのでご注意ください!! http://www.bunraku.or.jp/ ガーデンシティのお洒落なビルに江戸時代にタイムスリップしたような舞台。 是非この機会に「文楽」に触れてみてください。